suzumen-ohayashiのブログ

仙台すずめ踊りに関する諸々

合同(与力・演舞指導)演奏は公式CDの演奏方法で!


東二番町統一流し踊り
↑の動画は仙台すずめ踊り連盟の東二番町統一流し踊り錬成会(錬成研究部会主催)の映像です。(菊池相友氏撮影投稿)
踊り・お囃子共に 五六八祭連の皆様による演舞で お囃子方の演奏はほぼ 通称『公式CD』通りの演奏です。(笛に若干の飾りがありますが 基本は楽譜に沿った演奏です)
何故 合同演奏(与力参加や学校等への演舞指導の際)の時に公式CDの演奏で となるのか
① 同じ楽器が複数の場合(例えば 大太鼓3台 小太鼓2台等)で 違う太鼓の叩き方では お囃           子的に纏まらなくなる(笛の飾りの様な とか中太鼓の叩き方)
②笛が複数人の場合も限りなく飾り等を減らし 音調も合わせて演奏する方が 望ましい
③特に 演舞指導の場合 事前に公式CD等で練習している場合も多く 違った(変わった)演奏では踊り難い事態も考えられる


仙台すずめ踊り連盟の錬成研究部会が部会の事業として「統一お囃子錬成会」を主催する様になった経緯は 東二番町統一流し踊りが取り入れられた時に バラバラのお囃子では踊り難い事 特に 連盟に加盟していない祭連をも含めた総数 1000名を超える踊り手さんが安心して踊れる環境を作り出す事からだった様に覚えています


最初は 各祭連の代表者やお囃子方の頭を集めて 小太鼓の刻み8回での入り方と言った本当に基本的な申し合わせを行い 各祭連で練習して貰うと言った事から始まったので 連盟未加盟の祭連からの参加もあった様に記憶しています


その後 この錬成会は連盟加盟祭連向け事業となり どちらかと言うと 各祭連に入会した初心者の方向けとか 連盟加盟して間もない祭連さんが率先して参加される様に変遷してきました感が有ります


閑話休題 ブログ表題の『公式CDの演奏方法で』と言うのは 初めてすずめ踊りを踊る方々や演奏をする方々を指導する立場や一緒に演奏する与力の場合に 不安を与えない(不協和音や調子の変わる太鼓)事を目指すと考えて頂ければと宜しいかと考えます